卒業生紹介ページ
中川 千慧
vol.4

音楽を教える立場で大事にしていることは、音楽を大好きな気持ちを持つことです。

なぎさ公園小学校(現在)
広島市立似島中学校(取材当時) 音楽教諭

演奏学科 鍵盤楽器専攻 パイプオルガン
2021年3月卒業

中川 千慧NAKAGAWA Chie

なぎさ公園小学校(現在)
広島市立似島中学校(取材当時) 音楽教諭

演奏学科 鍵盤楽器専攻 パイプオルガン
2021年3月卒業

中川 千慧NAKAGAWA Chie

Interview

現在のお仕事について

広島市内の公立中学校の音楽教諭として、全学年の音楽を担当するほか、小学校の音楽の授業も行っています。また、勤務校ではティーム・ティーチングとよばれる2名以上の教員が連携して授業を進める方式を取り入れており、数学も教えています。2年生の副担任、音楽部の顧問として生徒と関わっています。

私がエリザベトを選んだ理由

私がエリザベトを選んだ理由

小学生の頃、セシリアホールで見た大きなパイプオルガンがとても印象に残っていました。あの大きくてかっこいい楽器を弾いてみたい!という強い思いがありました。中学校と高校でミッションスクールに通っており、パイプオルガンに親しみながら毎日を過ごしていました。その中高の先生のすすめもありエリザベト音楽大学を受験することを決めました。また、高校3年生までオルガンのレッスンを受けたことはありませんでしたが、ピアノでも受験できることを知り、オルガンを専門に学ぶ道を選びました。

大学での学びは現在のお仕事でどのように生かされていますか

大学での学びは現在のお仕事でどのように生かされていますか

大学での学びは現在のお仕事でどのように生かされていますか

音楽を教える立場で大事にしていることは、音楽を大好きな気持ちを持つことです。演奏する時もそうですが、自分自身がその音楽を好きでなければ、曲や楽器の良さを十分に伝えることはできないと思います。エリザベト音楽大学で音楽の楽しさを学んだからこそ、授業を通して生徒の音楽を楽しむ心を養っています。また、大学で行われた教員採用試験制度説明会に参加し、教育委員会の方から直接教員という仕事について学びました。その時に、自分の進路についてより具体的にイメージすることができました。就職に関して悩んでいた時には、実技を指導してくださっていた先生やキャリアカウンセラーの先生が相談に乗ってくださったので、とても心強く感じました。

高校生へのメッセージ

私は現在オペラ合唱団に所属し、音楽を楽しんでいます。それは、エリザベト音楽大学で、いろいろな形の音楽に触れる機会があったからだと思います。在学中、私はパイプオルガンの他に副科で声楽、ピアノ、作曲のレッスンを受けており、そのすべてが音楽表現をするうえで非常に価値のある経験でした。みなさんも入学したら充実した学校生活が送れると思います!